2030年の小売店のDX

2030年の小売業を考えてみる。

2025年頃までにコロナは収束をするのか。
変異をするコロナと人類は共存をするのか。
それとも駆逐が可能になるのか。

恐らく、現在、開発されたとされる各種ワクチンや、今後開発の進展が期待される治療薬の状況次第ですが、世界のお金はそこに集約されることになると考えています。
→個人的には、ワクチン類の会社の株にだいぶ突っ込んでいます。

ただ、フラットに考えて2025年の時点では、コロナは夏に沈静化、冬に猛威を振るうというサイクルを2025年まで続けている可能性は高いかなと思います。

とした時に、産業という観点では、世界は大きく変わっているはずです。
世界の経済を回してきた低賃金の人たちの生活費を稼ぐ手段が、だいぶ制約を受けるはずです。
飲食店で供給されてきた低賃金職というのが、かなり減少しているはずです。
小売店も形態がかなり変わっているのではないかと推測します。

小売の変遷としては、高度経済成長時代に、スーパーが個人商店を駆逐したものの、高齢化(更新単身世帯)に伴い、スーパーからコンビニに小売の中心が変化してきています。この傾向はコロナはあまり影響を受けないのではないかと思っています。

小売の全体感としていえば、まだまだスーパーの動向を見ている節があります。
通販の世界だと、少しずつファミリー向けの業態が増えており、今までの小ロットで高額な商品から、大ロットで定額な商品へトレンドが変化してきています。
この変化は、宅配費用の高騰と共にセットで変化してきているようです。
上述のようにトレンドとしていえば、例外的な動きとして考えられます。

コロナの恩恵で、インターネット通販は贅沢品から日用品に変貌を遂げてきています。
そのような需要動向は恵まれた環境にありますが、一方で消費サイドも店頭の売り上げ低迷を背景に猛烈な供給過多が起きています。
結果として、広告単価はコロナ前と比べ、ほぼ倍増という状況になってきてしまっています。

既に、インターネット通販で簡単に勝てる状況ではないため、ニッチ化が必要になってきます。
今まで、インターネット通販は誰が買ってくれても有り難いという話でしかありませんでしたが、これからは購入確率をピンポイントに見定めた集客展開をしないと採算が合わない時代になってきています。

ピンポイントでニッチでリピート率の高い業態という点で考えると、アダルトグッズショップのような、エロ本屋のようなイメージになるかと思います。恐らく、このような業態を目指して展開をしていかないとインターネット通販では生き残っていけない時代になってきています。

問題は、そのようなニッチな業態になるためには、専門職が必要です。
どこに、アダルトグッズを買ってくれる助平なおじさんたちが居るのか。
助平な上に、お金を持っている必要があります。

このようなピンポイントの属性を集めるには、広告の運用ノウハウだけでなく、データベース・マーケティングの知識が必要になってきます。これまでの誰でも買ってくれれば良いという店舗展開とは思想が違うため、構築するシステム、運用する人材などが全く異なってきます。

コロナ禍で業績低迷という状況ではありますが、インターネット人材、特に広告とデータ分析の両面の人材がいないと、次の時代には勝ち残れません。